休む勇気

ストレス対処

最近オーバーワークになってきました。

3週連続で週末は疲れて寝込んでいます。

退社後も時折仕事のことが頭をもたげます。

よい状況ではないので週末は有給休暇を取得しました。

なかなか仕事を休めない人

仕事が気になって有給休暇を取得しない人・・・

有給休暇を取得しても仕事のことばかり考えてしまう・・・

慢性的にこころと身体に休息を与えられない状態になっています。

rest&reviveが根付いていない状態です。

On off 切り替えができずこころのrefreshができません。

これではいつまで経っても「自分の時間」を手に入れることができません。

なぜ休めないのか?

キャリアの第一に仕事を重要視している、仕事=キャリア・・・

仕事がうまくいけば、自分は満足し、家庭生活もうまくいくと思っている・・・

あるいは、仕事以外に目を向けたくない何かを抱えている・・・

事情は様々です。

共通して言えることは、仕事がこころを支配してしまい仕事から抜け出せなっています。

果たして仕事だけ頑張って幸せになれるのでしょうか?

まじめな人ほど休めない

仕事に精励することに異論はありません。

サラリーマンの場合、仕事には必ず人事考課という「評価」が伴います。

一度、高い評価を受けると常に高い評価を得たいと頑張り続けようという心理が働きます。

成功体験がそうさせるからです。

満足感は大きいと思います。

そこにステークホルダーの良い反応が加われば、さらに仕事に邁進するでしょう。

でも、よく考えてみてください。

常に高い評価を維持できるのでしょうか?

仕事環境は時と共に変化します

時の流れと共に仕事環境は変わり、評価者も変わります。

つまり、常に高い評価を得るのは至難の業です。不可能でしょう↓

高い評価を受け続けて生きてきた人は、いつしかこころの中に「わたし」を失い「評価者」のために生きています。

思う様に仕事がはかどらなくなったとき、こころに違和感を感じ始めます。

その人を取り巻く環境が変化したからです。

違和感の正体に気づかないまま仕事を続けると、こころは変調を来たします。

流されてしまう人

周囲が遅くまで仕事をしているからわたしもみんなに合わせて仕事をしてしまう・・・

こういう方も未だ多いでしょう。

しかし、あなたの本当の気持ちはどうなのでしょうか?

仕事が終われば早く帰りたいでしょう。

あなたはあなた自身のために生きてますか

周囲に遠慮して自らの気持ちを無視して仕事を続けると、やはりこころの中から「わたし」が消え、「他者」が支配します。

そのあとはどうなるかは自明です。

休みは必要

休みの無い仕事はない

休みをつくるのは就業規則でも環境でもなく、あなた自身です。

それほど、休息を取ることは重要です。

会社はあなたのこころをケアしてくれません。

あなたのこころをケアするのはあなた自身です。

一度、二度、全ての雑念を断ち切って、有給休暇を取得して下さい。

そのうち休暇を取ることがあなたの中で「常識」に変わります。

他者があなたのことをどう考えるか、それはあなたが考えることではありません。

休むことはいいこと

休暇のルーティンをつくることは人生を豊かにします。

最初はぼおーっと過ごしても構いません。

寝すぎて却って疲れてしまった・・・それでもいいのです。

次回の休暇のときは工夫してよりよい休暇にすればいいのです。

つまり、休みには人それぞれの最良の「休み方」があります。

それを作り上げる行為でもあります。

仕事を円滑に進める努力と同量の熱量で充実した休暇を実現させるのです

仕事と休暇の価値は同等

よい休暇がよいパフォーマンスを生みます。

仕事>休暇、仕事<休暇になってもこころにはよくありません。

こころはバランスを求めています。

こころが休息を求めている

有給休暇を取得した際のグランドルールは「絶対仕事のことを考えない」ことです。

休日は「こころの休日」と換言しても過言ではありません。

休日に仕事のことを考える、、ということは最早休日ではありません。

故に先述の通り、本当の意味で休みをつくるのは就業規則でも環境でもなく、あなた自身だということです。

しばらく休んだところで何の問題もない

誰かが仕事を休んだところで誰も困りません。

わたしの様にうつ病で長期の病休になったとしても誰も困りませんでした。

お蔭でわたしはゆっくりこころの病を癒すことができました。

復職後もわたしに面と向かって文句を言ってきた人もいません。

(他人からどう思われているかは知りませんが、わたしが考える必要の無いことです)

さらに、明日突然上長が退職した、社長が辞任しても、会社は誰も困りませんし、全く業務に支障はありません。

あなた一人が休日を取得しても全く問題ないということです。

多分あなたが休暇を取っているという事実すら知らないでしょう。

「わたし」を大切にする第一歩

他人の意識なんてそんなものです。

周囲を気にすること自体虚構です。

周囲を気にしていた分、自身のこころを気遣ってあげましょう。

断固休日を取得する!ということはある意味「こころの断捨離」なのかもしれません。

要らないモノはこころの中から捨てましょう。

「わたし」を大切にする勇気を育む第一歩、それが「わたしのために」しっかり休日を取得し、わたしのために過ごすことなのです。

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