夏が来ました

その先へ

今年は何と6月中に梅雨明けしてしまいました。

観測史上最も早い梅雨明けとのこと。

昨日まで断続的に雨が降っていたのに今日は梅雨明けとは・・・

天気は人知の及ばぬことなのでどうしようもありません。

確かなことは夏が来たということです。

夏とこころ

暑いです。

日差しが強く、植物も逞しく成長します。

しっかりした幹に枝ぶりは厚い濃い緑の葉がびっしり。

自然の青々とした健康的な光景は人のこころにも当然作用します。

西日本は東日本に比べて日の出、日の入りが遅いです。

陽の長さはこころによい影響があると思います。

うつ状態の人は他人との接触を恐れます。

一方、うつ状態を幾分脱し回復期・維持期に入るとそれも徐々に緩和していきます。

その頃になると屋外プール浴や海水浴はうつ状態の更なる改善によいです。

運動の効用もさることながら、自然と多くの人たちの輪に入れます。

人の輪の中にいた・・・いつの間にかできなかったことができていた!と後から気づきます。

夏の計画的な休日はさらに効果あり

うつ回復期・維持期では、陽の長い夏の休日をゆるやかな計画性をもって過ごすことでさらに病態の改善に効果を示します。

日照が長く続くお蔭でセロトニンの分泌でこころが落ち着きやすく少しづつ計画性を取り戻しやすい季節だということです。

平日と同じ時間に起床。

早朝涼しい時間帯にウォーキング、朝食をしっかり摂る、その後プールに行ってもいいし、涼しいカフェで読書をしてもよいでしょう。

午後は簡単な家事にもトライ

午後は買い物へ。

休日午前のスーパーはお客さんが多いですが昼頃は少ないです。

部屋の掃除をする。

掃除と言っても家中全てやる必要はありません。

例えば、廊下、風呂、トイレ、自室、台所などのどこか一か所だけで十分です。

そこだけ意識して毎回掃除するのです。

これを続けていくと不思議とこころの持ち様が少しづつおちついていきます。

夕方~夜

夕方、といっても西日本はまだ昼下がりの明るさです。

十分散歩できます。

夕飯後、後片付け。

その後はTV視聴、早めの風呂、読書、ヒーリングミュージックの鑑賞、家族と会話など、好きなことをして過ごしましょう。

大切なことはストレスを感じることはしない。

そして決まった時間に入床。

ポイントは厭なことを考えない過ごしかたであること

ゆるやかな休日スケジュールをこなすことは、雑念の侵入を防ぐ効果もあります。

人生厭なことを考える時間は無駄です。

もったいないです。

休みの日はこころが落ち着くこと、楽しいと思える時間を増やすことを心がけていけば少しずつできるようになるものです。

仕事のことは平日に考えればよいのです。

休日改革

夏はそれをやりやすい季節です。

長い日照時間はこころによい影響がある理由は、緩やかなルーティンを取り戻しやすいからでもあります。

夏はターニングポイント

昨年の夏、わたしは復職に向けてリワークプログラムに通所していました。

春から夏にかけて日照時間の長くなっていく季節にこころの状態が改善傾向示し始めました。

産業医の勧めで通所をはじめました。

そして秋にはならし勤務がスタートできるまでにうつ状態が回復しました。

正式な復職からそろそろ半年が経とうとしています。

わたしにとって夏はうつ状態改善のターニングポイントになりました。

日照時間が長い季節のお蔭でセロトニンの分泌が増えたことが、うつ状態極期から脱することにつながったのだと思います。

夏にやったほうがよいこと

屋外での活動も少しだけトライしてみてください。

太陽の季節を感じてください。

ただし熱中症対策を万全に。

とくに早朝のウォーキングは好適です。

適度な運動を継続する、

ストレッチ、漸進的筋弛緩法などこころと身体をセットでrelaxさせる、

隙間の時間で心身をresetする技術を実践することも有効です。

自分の時間を大切にする

他稿でも書いていますが、仕事以外は自分の時間です。

平日でも自分の時間を短時間でもつくることは、こころの健康にとても大切です。

読書、ゲーム、TV、資格の勉強・・・など自分が楽しめることなら何でも構いません。

毎日「わたしの時間」を確保しましょう。

夏にわたしを取り戻す、わたしを確かなものにすることができます。

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