ストレス対処を予め準備する
仕事や生活の中では、事前に「きっとストレスになるんだろうな~」とわかっている場面が必ずあります。ならば、予め対策をとっておくことをおすすめします。わたしはこの度はクリスマスイヴの日に直面したストレス対策をご紹介します。
予測されたストレス
おおむね3つのストレスが予想されました。
- 午前中→朝から嫁さまの通院の付き添い。左半身に障害のある嫁さまが転倒しないように気遣う。
- 嫁さまと一緒に買い物(付き添い)。車の運転と詳しくない道順に気を遣う
- 夕方→わたしの心療内科の通院、長い待ち時間の腰痛・・・
実施したストレス対処法
上記の3つに対応して実際に行ったストレス対処法がこの3つです。
- マインドフルネス「実況中継」
- 昼寝
- マインドフルネス「視覚のワーク」
具体的にどんなストレス対処をやったの!?
上記の3つを具体的にどう実践したか詳しくみていきましょう。
- マインドフルネス「実況中継」:嫁さまが転倒しないように、嫁さまとわたしの行動をこころの中でアナウンサーになったつもりで実況中継「今、病院に入りました。検温しました。足許は杖を一定の間隔でついています。あわせて、右脚、左脚、交互にあるいています!2Fまでエレベーターに乗ります、クラークが先導してくれているので、ゆっくりついていきます。検査室まであと、10mです・・・」といった感じで、「今、ここ」の行動のみに意識を100%向けます。そこには感情や評価といった気持ちの変遷は一切考えません。もう一人のわたしがわたし達夫婦を見ているだけ、そんなイメージです。
- 昼寝:文字通り、いったん帰宅して1時間ほど昼寝しました。付き添いと車の運転、買い物・・・ストレス対処をしても疲れは時間差ででることがあります。そこで先手を打って「最」休息を取りました。
- マインドフルネス「視覚のワーク」:わたしのこの日のクリニック通院は年末で患者が多く外来の待ち時間が長いことが予想されます。その間、待合室のソファにずっと座っているので腰が痛くなってきます(わたしは腰痛もちなもので・・・)背筋を伸ばして目に入ってくる壁やポスター、植木、絵画、待合室にある様々なモノの「色」に意識を100%向けます。そしてこころの中で「赤」「緑」「薄いピンク」「クリーム」「水色」・・・ひたすら視界に入ってくる「色」だけを唱えます。ここに感情や評価はいれず「今、ここ」の「色」にだけこころを向けます。すると、腰痛を忘れます。
プラスαのストレス対処
それはがんばった自分に「ご褒美をあげる約束する」ことです!!
今日一日のわが家のタスクをこなせば、、、
- 18:30頃帰宅すれば、嫁さまお手製のローストビーフとお気に入りのケーキ屋のホールケーキがまっている!!
慎重にストレス対処した、今年のクリスマスイヴは楽しく過ごせました。
夜はぐっすり寝れました。
翌日(クリスマス)は心配していた「時間差疲労」(軽い倦怠感、脚の違和感)がやや出現、それも午前で終息。
自己採点
今回のストレス対処は合格といえるでしょう!
- マインドフルネス「実況中継」:80点
- 昼寝:95点
- マインドフルネス「視覚のワーク」:75点
まあ、今回は総合点85点あげていいでしょう!(甘めですが)(*^。^*)
予想されたストレスに対して、対処する→効果を出す・・うつ再発防止のためのストレスコーピングがまた少し進歩したかな、と思いました。ストレス対処が少しづつ上手くなるにつれてうつ再発は遠のきます。いずれ再発の芽を撲滅するのが生涯の目標です。それは幸せになること、毎日がささやかなハッピーに満たされること、きっとすぐ実現できるでしょう→わたしのプラスの「セルフトーク」
次の課題
年末、嫁さまの実家に帰省します。弟さん一家も一緒です。嫁さまやウチの子は楽しいと思います。嫁さまは家事から一時解放されます。息子は従弟たちと久しぶりの再会を心待ちにしています。
しかし、わたしはアウェイの中、やることがありません。やることは気を遣うことでしょうか・・・今までは!もうやめます。身内に気を遣って疲れることは健康的ではありません。
ということで、ご実家近くの広い芝生の公園で嫁さまの歩行訓練の練習をする、これが次のタスクです。他にもスーパーで年末年始の食材をいかに安くよいものを押し合いへし合いしながら購入するか、、これもタスクです。実は年末だけ嫁さまのご実家に帰省して、大晦日からわが家でのんびり過ごす予定です。
果たして、ことしの締めくくりはのんびりできるかどうか!?ストレス対処次第です!!
余談
一方、クリスマスの午後に産業医面談があることを失念してました→総務の人がremindしてくれたので当日朝思い出しました。まだ、時的感覚、スケジュール感覚の回復はもう少しかかるかなとの印象です。あと、仕事の得意先の人の名前を思い出せません。うつ後遺症はいずれ消失すると思います。
冬至は過ぎ季節は真冬に向かいますが、日照は夏至へ向けて毎日少しづつ長くなっていきます。
会社からの帰り道は街中を通ります。クリスマス会だか、忘年会だかわかりませんが、着飾った大勢の人たちとすれ違いました。その人たちから、すれ違い様に「幸せの気」を少しつづわけてもらいました。家に帰りついたときはこころはすっきりしていました。
陽の光がわたしを照らし続けることを祈ります。
コメント