ストレス対処を予め準備する
2024年も今日で終わりです。わたしにとっては人生最悪の一年でした。でも来年以降よくなっていくとを信じてます。さて、年の瀬にストレス対処すべきイベントがありました。嫁さまのご実家に帰省する、ことです。そのときの対策をご紹介します。
予測されたストレス
おおむね3つのストレスが予想されました。
- 嫁さまの実家(車で1.5時間くらい)へ行く→運転に集中しないといけない
- 義父母に気を遣う
- 嫁さまの弟さん一家も帰省してくる→気を遣う
実施したストレス対処法
上記の3つに対応して実際に行ったストレス対処法がこの3つです。
- 眠気を防止するために、食事を早めにとって服薬も直食後にする。
- (うつ病に苦しんでようやく回復している最中なので)思い切ってわたしだけ帰省しない
- わたしは帰省しないが、弟さん一家にお土産とお子さんにお年玉を妻に託した
具体的にどんなストレス対処をやったの!?
上記の3つを具体的にどう実践したか詳しくみていきましょう。
- 運転中は家族を退屈させないようにフルセグTVを視せながら、わたしは車間とスピードを守る。後方からのスピードの速い車が来たら躊躇なく道を譲る。帰りの運転中は好きなクラシックを音量を上げて一人で楽しみました。休憩も取りました。
- ずいぶん思い切ったことですが、体調不良を理由に嫁さまと子供を送り届けてすぐ帰りました。寄り道せずまっすぐ帰りました。
- わたしはご実家には行かないが、子供がいとこ同士楽しく過ごすだろう、嫁さまも家事から一時解放されて家族水入らずで過ごしてくれると想像しました。また、弟さん一家へも、お土産やお年玉をお渡しすることで、わたしの気遣いもわかってくれるだろうと予想しました。
ずいぶん思い切ったことをしました。誤解しないで頂きたいのは、義父母一家がストレッサーなのではなく、わたしが、うつ病から完全に回復していないことが原因なのです。
わたし以外は全員嫁さまの家族です。とても気を遣いますし、何よりもアウェイ感が辛い、と予想されたのです。
嫁さまのご実家はわたしがうつ病であることを知りません。消化器の調子はあまりよくない、と以前から伝えてあります(もともと胃腸は弱いほうなので嘘ではありません)。
うつ病で死の淵をさまよった今年、年末にようやくリハビリ出勤に漕ぎ着けたものの、まだ回復しきっていません。ここでストレスを与えて疲弊するよりも、回避する道を選びました。
正直ほかのストレス対処もあったと思います。例えば認知行動療法のスキルで帰省を楽しいものに変える方法もありました。でも、考えることが多すぎでそれ自体もストレスになってしまします。ならば完全にフリーの環境を作ることに決めました。
妻はうすうす気づいていたのかもしれません。当日の朝、わたしだけ帰省しないことを伝えると「わかったわ」と穏やかに言ってくれました。息子は「えー!」と少し残念がりましたが、従弟と再会して遊ぶことですぐ気にならなくなると思いました。
わたしだけ帰省しない・・・最善の方法とは思えませんが、今のわたしにとってはbetterな選択でした。夜は自宅で一人晩酌しながらTV視ながら楽しく過ごしました。
自己採点
今回のストレス対処は「優」「良」「可」のうちどれかと言えば「良」あたりしょうか。
- 眠気を防止するために、食事を早めにとって服薬も直食後にする→90点
- (うつ病に苦しんでようやく回復している最中なので)思い切ってわたしだけ帰省しない→65点
- わたしは帰省しないが、弟さん一家にお土産とお子さんにお年玉を妻に託した→65点
次回は使えない方法だと思います。義父は息子と娘婿の三人でお酒を酌み交わすのを楽しみにしていたようで、残念そうでした。少々ころろが痛みました。
でも、アサーションの理論では「したくないことを適切に理由を添えて伝える」権利があります。だれでも、そういう場面はあると思います。
前向きに捉えよう
今までこんな思い切ったことはしたことがありませんでした。うつ病に陥る前なら気を遣いながら過ごしてストレスを残したことでしょう。うつ病を経験してストレス対処法をある程度身に着けた今、以前はできなかったことができるようになってきていることも事実です。これは自分を褒めるべきだと思います(プラスのセルフトーク)。
弟さん一家ですが、ウチの子と従弟たちは案の定、楽しく過ごしているようです。弟さんは運転中に発熱してしまったそうで、帰省後すぐ急患センターに行かれたようです。幸いインフルエンザや新型コロナウィルスではなかったそうです。帰省というものは、身内と言えどもストレスのかかることなのかもしれません。
盆暮れ以外に分散して帰省する人も増えてきました。
嫁さまと息子は大晦日にウチに戻ってきます。元旦はみんなで初詣です。
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