全ては突然起こる。
しばらくブログをお休みしている間に予期せぬ転帰がおこりました。
左脚の不自由な妻が転倒して大腿骨を骨折してしまいました。

半年前のことです。それ以来、家庭や仕事、人生など様々なことをみる目が変化している気がします。
もっとも変化したのはわたし自身を視る目です。
わたしの変化
妻の入院によりすべてのことはわたしの肩にのしかかってきます。
小学生の一人息子の養育とわたしの仕事と家事の両立に奔走しています。
食事、洗濯、掃除、子供の学校のことなど。

不思議なことにあれだけ苦しめられてきた仕事が一番後回しになってしまったのです。
つまり仕事がどうでもよくなっているのです・・・は言い過ぎにしても、家事のことが第一になっているのです。
わたしのメンタルと妻の入院
わたしは長らくうつ状態に苦しんできました。
最近はだいぶ回復しています。今では双極性障害という診断に変わりました。
服薬も1種類になりました。通院も2~3か月に1回、しかもわたしの任意の日にということになりました。
うつ状態が改善傾向になったきっかけが奇しくも妻の入院なのです。

入院前は家庭の主なことは妻がやってくれていたので、わたしは仕事のことや自分のことに注意が向いていました。
ところが、妻の入院により注意の針が家庭維持に変化したのです。
簡潔に言うと、
注意転換法
認知行動療法の一つで、うつ状態の軽減のために自己から距離をおいた視点で自身を含めて対象を客観的に観察する手法です。
ネガティブな考え方を避けずにありのまま観察することもあります。
いわば、わたしという物語を眺める傍観者としてのわたしを創出することで、うつで苦しんでいるわたしをわたし自身としてとらえにくくする、あるいはネガティブな自分のこころに注意が向かわないように他のことに専心する手法というふうにわたし自身は解釈しています。
予期しない効用
妻の入院により、ネガティブなわたし自身に注意が向く時間が極端に減りました。
つまり、悩む暇がなくなってきたのです。

それより重要なのは今晩のおかずは何を作ろう、買い物はなにが必要か、こどもの習い事の時間、洗濯や部屋の掃除のこと、早めに家に帰るには仕事をどう切り上げるべきか・・・など家事が第一、それに仕事を合わせるという思考が支配してきました。
悪いこともあればよいこともある
妻の骨折と入院はaccidentです。
しかし、accidentにも効用があります。
失うものがあれば、同時に補完があるのです。
わたしの場合、家事一切をしないといけなくなりましたが、その代わり注意転換法の効用でうつ状態が軽減してきたのです。
なんということでしょうか。
今まで気づかなかった

わたしはこれまでaccidentがあればそのままのことと思っていました。
しかし、ここ数年のことを振り返るとそうではなかったのでは?と思い始めています。
- うつ病になって休職したが、家族と過ごす時間が増えた
- 給料は減ったが、馘にははなっていない、仕事内容はsimpleになった
- 妻は入院したが、わたしのうつ状態は軽減してきた
など、ものの捉え方によって±0になるのです。
幸せは作り出せるもの
しあわせは 歩いてこない
だから歩いて ゆくんだね~
という唄の歌詞があります。
その通りなのかもしれません。
現状は変わらないが・・・

現状は変わらないとも、幸せはこころの中で作り出せます。
そういうことか・・・
こころの持ち様でキャリアは磨かれていくのです。

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