毎日少しずつ
仕事はゆっくりやっています。
無理は禁物です。

うつの回復期は長期に渡ります。
いまわたしが回復期のどの辺りにいるのか、再発防止期にいるのか判然としません。
しかし、うつ状態最悪期と比べると別人のような回復ぶりです。
日々、少しづつ薄皮を剝いでいくように回復しているのかな~という実感です。
うつ発症前とは大きく変わった性格
うつ病前後で性格が変わる人も大勢居るようです。
わたしも良い意味で性格が変わったことに近頃気づいています。

面倒くさがりがかなり減退しているのです。
休職前は全てのことが億劫でした。
今では、後輩の相談にもよく乗るようになったし、考えても仕方の無いことはだいぶ考えない様になりました。
「いま、ここ」を大切に
ひとつひとつの事案に落ち着いて対応しています。
突発事態もありますが、慌ててもしかたありません。
ありのまま受け入れて妥当な対処すればそれでいいのです。

あとは成り行きに任せます。
やることをやればそれでいいのです。
評価は下がったが仕方ない
昨年は休職したので、人事考課の評価は最低ランクです。
仕方の無いことです。
馘になるよりマシです。
「足るを知る」至言ですね。
リハビリテーションの目的は具体的に
うちは夫婦ともに障害者なのでこれは大切なテーマです。
妻の左半身の障害は回復の兆しがありません。
よって就労は困難です。

手続きの結果、障害年金が支給されることになりました。
障害への自己対処の方法の一つとしてリハビリテーションに具体的な目標を決めることです。
例えば、妻の場合、2km杖を突いて歩いも転倒しないようになる、バスに一人で乗り降りできる、などです。
わたしの場合は、仕事が終わったら仕事のことを考えない、といったとこでしょうか。
時が解決してくれる
何事も経時的に変化していきます。
環境の変化と自身の違和感、これを感じたときは次のステージに移るchanceを見逃さないことです。

仮に見逃してしまった、と後で気づいても後悔する必要はありません。
その時は判断する力がなかった、気づかなかった、つまり縁が無かったに過ぎないのです。
また好機が巡ってくることしょう。
この先どうなっていくのか
あと1か月後、どうなっているのか?
今よりもっとこころは晴れていることでしょう。

復職3か月、半年、一年、2年、3年・・・およそ1000日間うつ状態が再発しなければ寛解と捉えていいでしょう。
家庭、仕事、わたし自身、どう変化していくのでしょうか?
楽しみでもあり、未知の不安も正直あります。
ありのまま「いま、ここ」を丁寧に生きる。
これに尽きるのではないでしょうか。
がんばる必要はない
頑張り過ぎた結果がうつ状態。
もうあんな経験はご免です。
わたしがわたしのために生きていなかった・・・
たとえ当時うつ状態を我慢しても、早晩休職はさけられなかったことでしょう。
いま気づけてよかったです。 もうわたしはわたしのために生きていい。

今日はとてもよい日。
そう思えるわたしがいます。
コメント
民間の施設でカウンセラーをしている者です。いつも興味深く拝見しています。こころの変化、だいぶ回復しているようで何よりです!文面からよくわかります。いろいろなヒントも書いているので、わたしにとっても役にたっています。これからもご無理のないように過ごされてください。次のブログを楽しみにしています☆